『幸せ』を一言で言い表すとしたら、それは『〇〇感』です
あなたが幸せを感じる時って、どんな時ですか?
人は人間ならではの神経システムの中に身を置いています。
そのため、他の爬虫類や両生類とは異なる哺乳類特有のOS(オペレーティング・システム)を
持ち、それが私たちの深い部分にある集合無意識に影響を与えています。
哺乳類のOSとは、なんでしょう。
それは、ライオンや狼が群れで生きていくのと同じように、
私たち人間も自分一人ではなくて、家族や仲間との繋がりの中で
幸せを感じられるようにできていること。
私たちは、人との絆やつながりを感じ、
安心安全な状態にある時に最も幸せを感じる生きものなのです。
『人は安心感を求めて生きている』
そう言っても過言ではないくらい、
私たちは自分を安心させてくれる人や、安心させてくれる場所が大好きです。
私たちは心の安寧を求めて、大事な人生の選択をしているのです。
だからこそ、幸せとはなにかを一言で言い表すならば、
それは究極のところ『安心感』なのかもしれません。
とは言っても、私たちの中には人とのつながりを煩わしく感じる自分がいたり、
逆にいつも人に与えてばかり、甘えてばかり。
自分の中をすべて他人に明け渡してしまい、
自分の畑が他人に荒らされるがままになっていても気づくことすらない人がいることも事実です。
かつての私もそんな一人でした。
『人は人の中で愛や幸せを感じる生きものであり、
人は人の中で悩みや問題を生み出し抱える生きものである』
このパラドックスは、どちらもまた真実なのです。
この三次元にいる限り、二極は常に存在し、私たちは矛盾の中に生きています。
愛と怖れは共存し、悩みと願望は紙一重です。
問題は、何かが起こった時に、ひとつの極にエネルギーが集中してしまうこと。
意識がひとつに偏ってしまうこと。
同じパターンで反応を繰り返してしまうことです。
そんな時、ほ乳類としてのOSは正常に機能しなくなっているのです。
ここでわかりやすく、私たちの心を『家』に喩えてみてみましょう。
私たちが、通常家に招いていいのは、家族や友人、信頼できる人たちです。
泥棒や強盗、自分から大切なものを奪い取っていくような人は 家に招き入れる必要はありません。
でも、何らかのトラウマによって、自分の境界が壊されてしまっている人は、
どんなにひどい人間でもやすやすと自分の家の中に入れてしまい、
自分の大事なものを勝手に持ち去られてしまいます。
逆に、自分の境界を必要以上に厚い壁で覆っている人は、
どんなに信頼できる友人が遊びに来ても、家に鍵をかけ、
決して誰も家の中(心の中)に入れようとはしません。
これでは、友達も泥棒もみんな同じ。
つながることも、コミュニケーションすることすらできませんよね。
私たちのOSが正常に働いている状態であれば、家に入れるいれないは、
その都度適切な判断のもとで選択できるのです。
そして、こんな偏りを起こしてしまう根底には、
かつて経験したトラウマによって、
私たちが『もう二度と〇〇しない』または『何があっても〇〇しなくちゃいけない』と
無意識レベルで決断したビリーフ(信念、価値基準)が横たわっているのです。
だからこそ、私たちが本当の意味で楽に幸せになっていくためには、
潜在意識にある自分を制限しているビリーフを解除していくこと。
その制限から自らを解き放ち、人生の選択肢を増やしていくこと。
そうすることで、人生の責任者として、
自ずと自分らしい人生を選び取って行けるようになるのです。
トラウマを経験することで、私たちの神経系統にはその時解消されるはずだった
闘争&逃走エネルギーが封じ込められています。
そのエネルギーを再び流し、そこにスペースを空けていくことで、
私たちの生物学的なOSは正常に動き始めることができるのです。
当カウンセリングルームでは、ビリーフチェンジセラピーを軸に、
各種心理療法により身体や神経系統に閉じ込められたエネルギーを解放して、
あなたが本来のあなたとして100%の自分で輝いていくお手伝いをしています。
生き辛さを手放して、本来のあなたに戻るためのセッション。
詳細はこちらをご覧ください。⇒ ★
0コメント